コンセプト

繊維産業では、原材料から繊維製品が出来上がるまでの途中で、製造のステップが1つ違えば、その場所も世界のどこか別の場所という例が多くあり、こうした協業の1形態が、この産業の特徴となっています。繊維製品が出来上がるまで、その過程の随所にいくつもの企業が関与していますが、供給する側とされる側の関係は、これらの企業すべてが絡んで錯綜しており、上記で述べた分業化が極端に進んだ産業構造は、こうしたところに反映されています。上記に加えて、環境関係の規則類は、繊維製品を製造する国々個別で一様ではありません。

ここに根本となる考え方の起点を置くのが STANDARD 100 by OEKO-TEX® です。その中で 評価基準リスト は、有害物質の評価基準が世界各地で相違があるのを平準化するのが狙いです。 OEKO-TEX®システムを利用すれば、加工のステップの別を問わず有害物質の発生で考えられる源を特定して除去できます。繊維製品で、あらたな組成を採用したり、その原材料の化学的性質に変動があったときは、直ちに見直しを行わなければなりません。

  • 繊維産業やアパレル産業の企業各位を対象にご用意しておりますのが OEKO-TEX®評価基準リスト であり、繊維の製造にあっては事業組織がグローバルに展開し、また分業化が極端に進んでいる事情に照らし、科学的な根拠に基づく一律の基準として、繊維に含まれて問題となりうる物質の評価を目的とするものです。
  • また、OEKO-TEX®ラベルは、意識が高い最終消費者の皆様に向けて、衣料や、それ以外の繊維製品が素肌にやさしく、さらに安全性を確認済みという付加価値があることをメッセージとして発信します。したがって、この品質マークは繊維製品の購入にあたり、決め手として大いに役立ちます。